平成13年度再現問題
問題41 介護する家族とその援助のあり方について適切なものを3つ選べ。
- 介護の最初の時期にはショックや混乱が大きいので、方向づけが大切である。
- 介護者の怒りや否認が強い時には、介護者を全人的に受容することが求められる。
- 家族関係が以前から緊密であれば、介護者の混乱はあまりみられない。
- 家族会などの活動は介護者が自分を客観的に見つめるために役立つ。
- 介護者が疲れている場合にも、叱咤激励し続けることが重要である。
問題42 腎機能障害について適切なものを3つ選べ。
- 血清クレアチニン値は、腎機能の指標になる。
- 腎機能の低下により、薬物の副作用が出やすくなる。
- 糖尿病性腎症による腎不全患者が増加している。
- 人工透析患者は、できるだけ多く水分を摂取すべきである。
- 完全に腎機能が廃絶しても、月に2回程度血液透析を受けることにより、社会生活に支障をきたさず生活できる。
問題43 居宅療養管理指導として正しいものを3つ選べ。
- 医師が、潰瘍性大腸炎にかかっている利用者に対し、居宅でブドウ糖輸液の点滴を行った。
- 薬剤師が、末期悪性腫瘍にかかっている利用者に対し、麻薬の副作用として便秘がおこることを説明した。
- 歯科医師が、脳卒中による片麻痺のある利用者の家族に対し、ブラッシングの方法について指導した。
- 作業療法士が、失行のある利用者に対し、着衣の方法について指導した。
- 歯科衛生士が、義歯の清掃方法について指導した。
問題44 介護老人保健施設からの退所の援助について適切なものを3つ選べ。
- 入所者の心身の状況に大きな変化がなくても、退所できるかどうか定期的に検討する。
- 退所時の指導において、介護者に対する支援は重要である。
- 介護老人保健施設の医師は、退所時に訪問看護の指示を行うことができる。
- 投薬が必要な場合は、退所後も介護老人保健施設に通所し薬剤の処方を受けることができる。
- 退所後は、環境の変化があることから、30日以内に、再度要介護認定を受けなければならない。
問題45 短期入所療養介護の利用について適切な事例を3つ選べ。
- 要介護1、72歳、独居
- 要支援、62歳、娘と2人暮らし。
- 要介護4、78歳、配偶者と2人暮らし。
- 要介護3、75歳、息子と2人暮らし。
- 要介護1、83歳、息子夫婦と3人暮らし。
問題46 相談援助者の基本姿勢について適切なものを3つ選べ。
- クライエントの個人情報を他の者に伝えるときは、本人の了承を得なければならない。
- クライエントの価値観や宗教などについて理解を持つことは好ましくない。
- 相談では事実を聞くだけでなくクライエントの感情も重視すべきである。
- クライエントが自己を客観的に見ることができるよう、クライエントにスーパービジョンを行うことが好ましい。
- 人間の尊厳を大切にするという価値観は、相談援助活動において最も重要なことである。
問題47 ソーシャルワークが目標とするものとして適切なものを3つ選べ。
- 生活課題に対するクライエントの対処能力を高める。
- クライエントを取り巻く環境を改善する。
- クライエントに対する心理療法を中心として進める。
- クライエントと社会資源とのつながりを強化する。
- クライエントが地域社会とは関係をもたずに生活できるようにする。
問題48 ソーシャルワーカーの地域援助活動として適切なものを3つ選べ。
- 地域の商店、企業や自治会を訪問して、ボランティア活動への参加を呼びかけるチラシを関係者に配布してもらった。
- 住民団体の福祉活動計画を作るために、地域住民の福祉ニーズについての実態調査を行った。
- 地域での見守り活動を強化するために、住民基本台帳からひとり暮らし高齢者を抽出して、名簿を作成し、広く地域住民に配布した。
- 住民が福祉サービスをよく知り、積極的に利用できるよう、地域における電話相談事業を開始することを支援した。
- 当事者性を強めるために、さまざまな障害のある人々が参加する交流会を改組させ、障害・疾病ごとの交流会に分割させた。
問題49 相談面接におけるコミュニケーションの基本技術について適切なものを3つ選べ。
- 傾聴のためには、クローズドクエスチョンを活用し、「イエス」か「ノー」の答えを引き出すことが有効である。
- クライエントが述べたことを反復することは、援助技術として有効ではない。
- クライエントが「語ること」のみではなく、「語らないこと」も見逃してはならない。
- クライエントに対する相談者自らの感情を自己点検することが必要である。
- 面接の過程と到達点について要約し、面接の焦点を定めることは、大切な援助技術である。
問題50 援助困難者への対応について適切なものを3つ選べ。
- クライエントとの信頼関係の形成が難しい場合には、関係形成をあきらめて、家族や周囲からの情報収集にとどめる。
- サービスの拒否はクライエントの意思なので、あくまでも自己決定を尊重し、積極的な働きかけはしない。
- サービスを拒否する場合には、よく観察するなどして、その理由を考えていくことが重要である。
- 的確な支援をするために、他の専門職や関係機関と連携して対応することが大切である。
- クライエントの行動が援助者にとって間違いだと思えても、その背景を理解しようとする態度が重要である。
問題51 成年後見制度や地域福祉権利擁護事業について正しいものを2つ選べ。
- 成年後見制度では、判断能力を喪失した人に、補助人をつけることができる。
- 任意後見制度では、判断能力が衰える前に任意後見人を指定しておくことができる。
- 成年後見制度では、後見人が選任されると、その旨戸籍に記載される。
- 地域福祉権利擁護事業は、痴呆性高齢者など判断能力が不十分な者が利用する制度である。
- 地域福祉権利擁護事業の実施主体は、家庭裁判所である。
問題52 訪問介護の内容として正しいものを2つ選べ。
- 配食サービス
- 褥そうの処置
- 同居の家族に対する食事の準備
- 外出の援助
- 体位変換
問題53 訪問介護事業所におけるサービス提供責任者について正しいものを3つ選べ。
- 事業所の事業規模に応じて、1人以上配置されなければならない。
- 事業所の従業者及び業務の管理を一元的に行わなければならない。
- 訪問介護員に対する技術的指導などを行い、サービス内容を管理しなければならない。
- サービス提供責任者ではない訪問介護員に、訪問介護計画を作成させることができる。
- 訪問介護計画の内容を、利用者またはその家族に説明しなければならない。
問題54 通所介護事業所について正しいものを2つ選べ。
- 利用定員を定める必要はない。
- 看護職員を配置しなければならない。
- 生活相談員を配置しなければならない。
- 入浴サービスを行わなければならない。
- 管理者は、通所介護計画の作成を他の事業所の介護支援専門員に委託することができる。
問題55 短期入所生活介護について正しいものを3つ選べ。
- 利用期間は原則として1週間から3週間と定められている。
- 緊急避難的な利用は認められない。
- 身体拘束を行うことは、原則として禁止されている。
- 相当期間連続して利用する場合には、短期入所者生活介護計画を作成しなければならない。
- 他のサービスと組み合わせて、在宅生活を支援していく視点が重要である。
問題56 痴呆対応型共同生活介護について正しいものを3つ選べ。
- 共同生活住居の入居定員は、5人以上9人以下とされている。
- 居室は個室が原則である。
- 利用者がそれぞれの役割を持って家庭的な環境の下で日常生活を送ることができるよう、配慮しなければならない。
- 利用者の負担により、他の事業所の訪問介護を利用させることができる。
- 家庭的な雰囲気が大切なので、痴呆対応型共同生活介護計画を作成する必要はない。
問題57 特定施設入所者生活介護について正しいものを2つ選べ。
- 有料老人ホームやケアハウスは指定の対象となる。
- 要支援者は利用できない。
- 看護職員の配置は義務づけられていない。
- 施設サービスに類似しているので、介護支援専門員が施設サービス計画を作成する。
- おむつ代を利用者の負担とすることが認められている。
問題58 住宅改修費について適切なものを3つ選べ。
- 部屋の出入り口にスロープを取り付ける。
- 玄関の開き戸を引き戸にする。
- 玄関から門扉までの通路に屋根を取り付ける。
- 玄関から門扉までの通路を舗装する。
- 門灯を設置する。
問題59 福祉用具について適切なものを3つ選べ。
- 身体状況の変化に応じて用具を交換しやすくするために、貸与を原則としている。
- 特殊尿器など貸与になじまないものについては、購入費支給の対象となっている。
- 市町村長が全ての貸与事業者を指定することとなっている。
- 福祉用具の選定にあたっては、専門知識を有する者との連帯を図ることが必要である。
- 福祉用具の選定にあたっては、介護者の負担軽減を最重視しなければならない。
問題60 介護老人福祉施設について適切なものを3つ選べ。
- 第2号被保険者である要介護者は利用できない。
- 終(つい)の棲家(すみか)的性格の施設なので、入院・死亡以外の退所は考えなくてよい。
- 医療的ケアを中心におく施設ではないが、終末期の援助が必要になっている。
- 家族関係の改善など、入所者の家族への支援も必要である。
- 画一的な介護ではなく、入所者の状態にあわせた個別的な介護が求められている。






