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介護支援専門員実務研修受講試験再現問題

平成14年度再現問題



問題21 介護支援サービスについて適切なものを3つ選べ。

  1. 利用者と家族の意向が対立する場合には、介護支援専門員がサービスの種類や内容を決める。
  2. サービスの種類や内容を決める際には、介護費用を負担する家族の意向が最も重要である。
  3. 利用者だけでなく、介護にかかわる家族全体を援助の対象としてとらえる。
  4. 家族の健康状態や休養にも配慮することが、利用者の在宅生活の継続につながる。
  5. 近隣や地域の人々の協力の可能性を探ることも大切である。

問題22 Aさんは「褥瘡の予防」をニーズとしている、これを導き出した課題分析の内容として重要なものを3つ選べ。

  1. 失禁があり、おむつを使用している。
  2. 食欲がなく、食事量が少ない。
  3. 年金収入で生活している。
  4. 集合住宅の5階に住んでいる。
  5. 入浴を嫌がっている。

問題23 要介護認定を申請中のAさんへ、介護支援専門員の対応として適切なものを3つ選べ。

  1. 居宅介護支援事業者を選択できる旨説明するとともに、自らの提供する居宅介護支援の方針等について理解してもらった。
  2. 居宅介護支援を利用しない時には、どんな場合でも居宅サービスの利用に係る保険給付はすべて償還払いになると説明した。
  3. 居宅介護支援を利用するためには、居宅介護支援事業者への利用申し込みとあわせて、その旨を市役所へ届け出る必要があることを説明した。
  4. 要介護状態にあることが明らかであり、介護者の状況が切迫していると思われたので、暫定的に居宅サービス計画を作成し居宅サービスの利用ができる旨を説明した。
  5. 要介護認定の結果は、介護支援専門員に通知されるので、結果が判明次第連絡する旨を説明した。当面の支援として、痴呆に関する対応について保健センターの保健師に相談する。

問題24 ひとり暮らしのAさんは、独立して立位や座位を保つことができるが、片足に軽度の麻痺があるため 、自室の浴室で入浴することに不安をもっている。居宅サービス計画作成に際し、介護支援専門員の対応としてより適切なものを3つ選べ。

  1. 訪問介護による入浴介助の利用を提案した。
  2. 介護支援専門員の判断で、訪問看護による入浴介助を居宅サービス計画に位置付けた。
  3. 浴室内の手すり設置やシャワーチェアの導入を提案した。
  4. 訪問入浴介護の利用を提案した。
  5. 入浴をサービス内容に含めた通所介護の利用を提案した。

問題25 Aさんから「貯えもなくなり、自己負担分の支払いが大変なので、サービスを減らしたい」と相談を受けた。介護支援専門員として適切な対応を3つ選べ。

  1. 訪問介護事業者に交渉し、「身体介護」となっているサービスを、単価の安い「家事援助」として請求してくれるよう頼んだ。
  2. 遠方に住む息子の生活状況や音信を、Aさんに尋ねた。
  3. とりあえず近隣の人からの借入を勧めた。
  4. 生活維持が難しいと思われたので、市役所に電話で相談してみることを勧めた。
  5. 利用しているサービスを見直し、ボランティア等によるサービスで代替できないかを検討した。

問題26 高齢者の身体的・精神的特徴として適切なものを3つ選べ。

  1. 肺の残気量は、加齢とともに低下する。
  2. 聴力の低下は、低音域において顕著である。
  3. 短期記憶は、長期記憶に対し衰えが目立つ。
  4. 骨塩濃度(骨密度)は、低下の傾向を示す。
  5. 抑うつ症状は、若年者に比べ多くみられる。

問題27 適切なものを3つ選べ。

  1. 安静時振戦は、パーキンソン病の主要な症状である。
  2. 慢性膵炎は、腹痛、背部痛、食欲不振その他の消化器症状を訴えるが、不定愁訴にとどまるものもある。
  3. 肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患に含まれない。
  4. 糖尿病の合併症として、網膜症、腎症、神経障害がある。
  5. 関節リウマチは、関節に限って変化症状が認められる。

問題28 食事の介護について適切なものを2つ選べ。

  1. 歯や口腔の疾患は、食欲不振と関連しない。
  2. かまぼこ等の練り製品は、嚥下困難を引き起こしにくい。
  3. 利き手が麻痺側の場合、必要があれば利き手の変換を試みる。
  4. 下痢になった時は、体力の消耗を補うため、高脂肪食を提供する。
  5. 偏食の有無等を知るためにも、食べ残しの内容や量を確認する。

問題29 適切なものを2つ選べ。

  1. 介護保険でのリハビリテーションは、機能の回復を目的とした治療的なプログラムを中心に行われる。
  2. 要介護度が重い場合には、廃用症候群の予防のため、座位の保持と離床を基本に置いたリハビリテーションを検討する。
  3. 介護保険でのリハビリテーションは、関節可動域の改善、拘縮の軽減を主な目的として実施され、社会参加の促進や自立生活の支援は他のサービスにより行われる。
  4. 高齢者に対するリハビリテーションでは、誤用症候群の危険性があるので、筋肉増強のための運動は実施してはならない。
  5. 良肢位(関節が仮にその位置で動かなくなっても日常生活動作に及ぼす障害が最も少ない肢位)を保っても、同じ姿勢を長時間続けると、拘縮やじょくそうにつながる。

問題30 適切なものを2つ選べ。

  1. 医学的診断ではなるべく多くの種類のスクーリング検査を行なった後に、問題点を見つけ出す。
  2. 薬物療法において、いわゆる常用量とは、95%以上の人に対する有効量である。
  3. 高齢者は手術によるストレスを契機に、痴呆状態が進行することがある。
  4. 治療には、病気の原因を取り除く原因療法と病気の症状を和らげる対症療法がある。
  5. 疾病や障害の結果そのものを、予後という。

問題31 適切なものを2つ選べ。

  1. 脳卒中の再発率は、比較的低い。
  2. 高齢者の肺炎は、所見がはっきりしないことがあり、見逃されて重度化しやすい。
  3. 高齢者の体内の水分量は、若年者より多い。
  4. 一般的に、高齢者の身体構成成分としての脂肪の割合は、若年者より多い。
  5. 二次的機能障害とは、疾患の直接的な結果として起こった生体機能の障害をいう。

問題32 適切なものを3つ選べ。

  1. 高齢者に多い呼吸器感染症として、肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核があげられる。
  2. 急性胆嚢炎は、胆石や胆道系悪性腫瘍を伴うことは少ない。
  3. 敗血症の確定診断には、血液培養が必要である。
  4. 疥癬は、感染するが、集団感染を起こすことはない。
  5. 施設内感染防止のために、タオルの使い回しはしない。

問題33 適切なものを3つ選べ。

  1. 在宅酸素療法を行っている時は、酸素中毒、低酸素症、二酸化炭素中毒、上気道感染等の合併症に注意する。
  2. 呼吸管理が緊急に必要な時は、経口的気管内挿管より経鼻的気管内挿管の方が簡便である。
  3. 人工呼吸器にトラブルが生じたときは、まず業者に連絡する。
  4. 嚥下障害や意識障害のある患者には、内視鏡的胃瘻造設術の適応が考えられる。
  5. 完全房室ブロックや洞不全症候群の場合には、ペースメーカー移植術の適応が考えられる。

問題34 適切なものを2つ選べ。

  1. 「一次予防」とは、病気を早期に発見し、早期に治療することをいう。
  2. 悪性新生物は、日本の近年における死亡原因の第1位である。
  3. 高脂血症や高血圧症は、循環器疾患の危険因子である。
  4. 糖尿病は、脳梗塞より脳出血を起こすことが多い。
  5. 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」は、生活習慣病の治療に重点を置いている。

問題35 Aさんは、夫と二人暮しである。最近、一人で外出しては警察に保護されるようになり、アルツハイマー病と診断された。夫への助言内容として適切なものを3つ選べ。

  1. 徘徊感知機を設置する。
  2. 居室から外に出られないように鍵をかける。
  3. 外出した場合には、すぐに連れ戻さず、本人が落ち着くまで付き添うことも必要である。
  4. 本人に対して、家から外に出ないように、根気よく説得する。
  5. 訪問介護や通所介護を利用する。

問題36 脳梗塞を発症して入院後、胃ろうを造設して退院した要介護者への対応について適切なものを3つ選べ。

  1. 胃ろうからの栄養剤注入は、医師が行わなければならない。
  2. 胃チューブが抜けた場合には、速やかに医師へ連絡する。
  3. 口から食べることができないので、口腔ケアは必要ない。
  4. 胃ろう造設部の皮膚は、清潔に保ち、注意深く観察する。
  5. 口から食べることができるように、嚥下訓練を試みる場合もある。

問題37 排尿困難のため、膀胱留置カテーテルを挿入している高齢者への訪問看護について適切なものを3つ選べ。

  1. カテーテルの交換を家族ができるように指導する。
  2. 尿の性状や量を観察する。
  3. カテーテルの抜去を防ぐため、入浴は避ける。
  4. 発熱や血尿などの異常がある時は、速やかに医師へ連絡する。
  5. 尿路感染予防のため、カテーテルは清潔に保つ。

問題38 通所リハビリテーションについて適切なものを2つ選べ。

  1. 個別リハビリテーションではなく、集団リハビリテーションを行う。
  2. サービスの提供にあたっては、医師の指示に基づき、利用者の日常生活の自立に資するよう行う。
  3. 機能訓練を中心とするサービスであり、痴呆性高齢者の利用は想定されていない。
  4. 送迎や入浴サービス、食事の提供を行うことができる。
  5. 離島等では、医師がいなくても、基準該当サービスとして提供できる。

問題39 介護老人保健施設について適切なものを3つ選べ。

  1. 自立支援、病気の治療、家庭復帰、地域・家庭との結びつきが運営の基本方針となっている。
  2. 入所者が居宅において日常生活を営むことができるかどうかについて、定期的に検討し、その経過と結果を記録しておくことが重要である。
  3. 医学的管理を目的とした医療行為に関する費用は、施設介護サービス費に一括して含まれている。
  4. 入所者の生活の向上のために、談話室、食堂、レクリエーションルーム等を置くこととされている。
  5. 老人保健福祉圏域ごとに1か所ずつ設置されることとなっている。

問題40 介護療養型医療施設について正しいものを2つ選べ。

  1. 療養病棟(療養型病床群を含む)を有する診療所は、介護保険の指定を受けることができない。
  2. 施設サービス計画の原案については、入院患者に説明し、同意を得なければならない。
  3. 痴呆性高齢者については、予防的な対応が求められるため、要支援者であっても入院できる。
  4. 特別室料を、入院患者に請求することはできない。
  5. 退院時に患者や家族、関係先に療養上の指導を行った場合には、介護報酬の加算が算定できる。
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