「ケアマネへの転職を考えている」

「履歴書の書き方の正解がわからない」

ケアマネで転職したいと考えているなら、必ず履歴書が必要となります。しかし、実際はどのように書いたら良い印象を持ってもらえるのかわからない方が多いでしょう。ここでは、履歴書の書き方や採用担当者に興味を持ってもらう志望動機の書き方のポイントを説明します。

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この記事の要点まとめ
  • ケアマネへの転職を考える場合は、なぜ転職したいのか自分の考えを整理する
  • 履歴書は正しい書き方を理解して、漏れなく記載する
  • 採用担当者がチェックするポイントを把握し、志望動機を具体的に記載する

ケアマネジャーの転職を考える上で重要なことは?

ケアマネが転職を考えるタイミングには、給料面や人間関係などさまざまな理由があるでしょう。大切なのは、転職は目的ではなく、理想とする働き方を実現するための手段なのです。

転職したい理由を整理する

転職を考えるにあたって、まずは自分自身を見つめなおすことが必要です。

  • 自分自身がどうなりたいのか?
  • 現状で満足できない理由は何か?
  • 現在の職場で実現できるように働きかけてみたのか?
  • 転職すれば実現できるのか?

このように自己分析をすることで、何が足りないのか、どうすれば目標とする未来に近づけるようになるのかが明確になります。

その結果、どのような事業所に転職すれば良いのか見えてくるでしょう。

引継ぎを見据えた転職活動のスケジュールを考える

退職するには、以下の流れになります。

  1. 退職の意思を現在の事業所に伝える
  2. 利用者様の次のケアマネを見つける(現在の事業所に担当できるケアマネがいない場合、他事業所のケアマネに相談する)
  3. 利用者様やご家族に退職することを伝え、次のケアマネを紹介し了承を得る
  4. 利用者様が利用している介護サービス事業所に退職の旨を伝える
  5. 新しいケアマネと一緒に利用者様宅を訪問し、挨拶と引き継ぎをする

このように、さまざまな段階を踏む必要があるため「すぐに退職したい」と言って辞めることは難しい場合が多いでしょう。

そのため、退職の意思が固まったら、なるべく早く動くことが必要です。

どのように退職まで進めたらいいのかわからないなど不安な場合は、転職のプロに相談するのがおすすめです。転職のコツや見落としがちなポイントなど、きめ細やかなサポートが受けられます。


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「転職=無責任」ではないことを理解する

ケアマネの退職を伝えると利用者様やご家族はがっかりされるため、無責任な行動をしてしまったと気に病んでしまうかもしれません。

特に、ケアマネは責任感が強くまじめな方が多いため「転職=無責任」と考えてしまうこともあるでしょう。しかし、きちんと引き継ぎをして転職するのであれば、決して無責任ではないのです。

ケアマネジャーの履歴書の書き方

ケアマネが転職するにあたり、履歴書は書類選考で必要になる書類です。さまざまな項目があるため、ポイントを押さえた書き方をお伝えしていきます。

ここからはテンプレを記載しますので、履歴書作成の参考にしてください。

学歴の書き方とポイント

中途採用の場合、義務教育を記載する必要はないため、高校入学の時点から書くようにします学校名は略さずに正式名称で書きましょう。専門学校や大学の場合は、学部学科専攻の記載が必要です

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
20004東京都立〇〇高等学校普通科入学
20033東京都立〇〇高等学校普通科卒業
20034△△大学文学部国文学科入学
20073△△大学文学部国文学科卒業

職歴の書き方とポイント

会社名や部署名は略さずに正式名称で記入します。転職回数が多くても、履歴書の職歴欄にはすべて記載しましょう介護の仕事は、内容を簡潔に記載しておくことで実務経験のアピールになります

職歴
20074〇〇〇〇株式会社 入社
 事業企画部配属
 「△△」の販売担当として営業を行う
20109一身上の都合により退職
201010老人保健施設×× 入職
 介護職員として現場で実績を積み、フロアリーダーを任される
 介護支援専門員の資格を取得できたため、転職を決意
以上

免許・資格について

免許や資格について、取得年月の古い順番から記載します。学歴・職歴と同様に、正式名称で書くことが大切です。

免許・資格
20033普通自動車第一種免許 取得
20146介護福祉士実務者研修課程 修了
20153介護福祉士 資格取得
20205介護支援専門員 資格取得

資格は漏れなく記載する

保有している資格は、漏れなくすべて記載しましょう。介護系の資格だけではなく、業務上必要になりそうな資格はすべて書きます。例えば、自動車の運転免許や原動機付自転車、パソコン系の資格も、業務上必要なため記入します。

また、ケアマネの資格は5年に1回の更新が必要なため、資格が失効していないかしっかり確認してください

資格・免許の名称は正しく記載する

アピールできる資格や免許は必ず記入しましょう。資格や免許を履歴書に記入する際には、下記のような正式名称で書きます。

免許・資格 記入例
普通自動車第一種免許 取得
原動機付自転車免許 取得
秘書技能検定試験〇級 合格
介護職員初任者研修課程 修了
介護福祉士実務者研修課程 修了
介護福祉士 資格取得
介護支援専門員 資格取得

特に、ケアマネジャーは通称のため、正式名称の「介護支援専門員」と記入してください


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【例文あり】ケアマネジャーの志望動機の書き方とポイント

採用担当者としては、どのような理由で応募してきたのか気になる所です。そのため、以下のようなポイントに注意して志望動機を書いてみましょう。

ケアマネジャーとして働きたい理由を明確にする

まずは、ケアマネとして働きたい理由を言語化してみます。

  • 介護職員として働いているうちに、相談支援というケアマネジャーの仕事に興味を持った
  • これまで病院で看護師をしていたが、生活全体の支援をしたいと思い、ケアマネの仕事に興味を持った

このように、仕事に対して前向きな姿勢は良い印象になります。

なぜその事業所を選んだのかを明確にする

まずは応募する事業所について調べてみましょう。例えば、このような理由が考えられます。

  • 主任ケアマネが多く在籍しており、さまざまなスキルや経験を学びたい
  • 勤務時間中でも積極的に研修に行かせてくれるため、スキルアップしやすい

他の事業所ではなく、なぜその事業所にしたのか、理由をはっきりさせる必要があります。

どんな経験を積んでいて、何が得意か

今までの仕事で、どのような経験をして何が得意と言えるのかあげてみましょう。

例えば、チームリーダーをしていた経験があれば…

「異なった意見の職員の話に耳を傾け、現場の意見としてまとめて上司に報告した」

「不安になっている認知症の利用者様の話を聞いて、落ち着かせるのが得意」

なども良いでしょう。

転職後にどうなりたいか

転職後に、どのようなケアマネになりたいのかを考えてみましょう。

例えば、ケアマネ未経験で居宅介護支援事業所に転職した場合「1年後に近隣の地域包括支援センターから指名で依頼されるようになる」など、前向きな気持ちを伝えることが大切です。

【例文】志望動機

ここからは、ケアマネとして転職する場合の志望動機を、具体例をあげて説明していきます。

case.1)ケアマネ資格を取得後に、未経験で転職する場合

私は特別養護老人ホームで介護職員として働きながら、利用者様の生活支援を行ってきました。

施設内での利用者様の介護をしてきたものの、在宅で暮らしている利用者様の様子を見ることはできず、在宅支援を今後はしていきたいという気持ちを持っていました。

そのため、ケアマネを取得したら居宅ケアマネとして挑戦したいと以前より思っており、在宅の相談支援業務経験を積み、自分自身のキャリアアップにつながると考え、今回応募させていただきました。

居宅介護支援事業所の介護支援専門員の相談支援業務は、在宅介護を支える仕事であり、自分自身のスキルアップにつながると考え、今回応募させていただきました。

今までさまざまな利用者様に関わってきたため、その経験を活かして一人ひとりにあったケアマネジメントをしていきたいと思います。

case.2)ケアマネの経験を生かして、キャリアアップ転職を目指す場合

今まで居宅介護支援事業所で介護支援専門員をしており、常に30人ほどの利用者様を担当していました。

認認介護や老老介護など困難な事例も数多く経験しています。

利用者様を通じて病院や訪問看護と関わるうちに、もっと医療知識を身につけたいと考えるようになったため、訪問看護が併設されている貴社の居宅介護支援事業所に応募させていただきました。

さまざまな知識を身につけスキルアップをして、利用者様の自立を支援できるようなケアプランを作成していきたいと思います。

case.3)家庭環境の変化で、新しい環境での転職を希望する場合

以前は〇〇県の居宅介護支援事業所で介護支援専門員をしていましたが、夫の転勤により△△県に引っ越しをしてきました。

介護支援専門員の仕事はとても楽しくやりがいがあったため、こちらでも同じ仕事がしたいと思い応募させていただきました。

地理もまだ慣れていませんが、休日もドライブなどをして道を覚えたり、病院や介護施設をチェックしたりしています。

また、貴事業所は主任ケアマネジャーが複数在籍しているため、技術を教わりながら、より質の高いケアマネジメントをしたいと思っています。


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【例文あり】アピールポイント・自己PRの書き方

アピールポイントや自己PRは、自分を売り込むチャンスです。今までの仕事で得たスキルや知識、貢献してきたことなど伝えていきましょう。

どう書いていいか分からないという方は、これから説明する項目を意識してください。

4W1Hを意識して作成する

自己PRには、WHO(誰が)を除いた「4W1H」を意識して作成してみましょう。

1. What:今までは何をしていたか。

例)介護老人保健施設で7年勤務しながら、介護支援専門員の資格を取得しました。

2. When:いつ、どれくらいの期間ですか?

例)〇〇専門学校を卒業し、10年間介護職員として働いています。

3. Where:どこでその仕事をしていましたか?

例)専門学校を卒業し、3年間は〇〇市の〇〇特別養護老人ホーム、転職後は〇〇市の〇〇介護老人保健施設で働いていました。

4. Why:なぜその仕事をしていたのか

例)元々介護の仕事に興味があり専門学校に入学しました。卒業後は〇〇特別養護老人ホームに入職し、現場でスキルアップに励んでいましたが、一人ひとりの利用者様と深く関わりたいという想いから、介護支援専門員の資格を取得しました。

5. How:どのような仕事をしていましたか?

例)〇〇介護老人保健施設では、フロアリーダーとして介護職員をまとめる役割をしていました。新人職員など実務経験が少ない職員には、指導役として関わることが多かったです。職員を指導するのは大変でしたが、自分自身にとっても学ぶことが多くありました。

4W1Hを活用した例文

これまで書き出してきたポイントを文章にしてみましょう。

以下は例文になります。

「以前より介護の仕事に興味があったため、〇〇専門学校に入学しました。専門学校卒業後は、〇〇特別養護老人ホームに3年、その後は〇〇介護老人保健施設で介護職員として働いていました。フロアリーダーとして新人職員の教育係をしており、指導する大変さも感じつつ、自分自身も学ぶことが多くありました。現場の仕事も楽しいですが、一人ひとりの利用者様と深く関わりたいと考え、介護支援専門員の資格を取得しました。」


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履歴書の作成で注意したいポイント

求人に応募する際の履歴書は、丁寧に記入しなければなりません。そのため、以下のポイントに注意しましょう。

履歴書は手書きとパソコンどちらがよい?

履歴書は、パソコンより手書きをおすすめします

  • 文字がきれいに書かれていることが重要
  • 文字を見るだけで人柄が伝わる
  • 文字が下手でも一生懸命に書いてあれば、仕事も丁寧に行ってくれると判断される
  • 礼儀正しさや誠意も伝わる

手書きの履歴書から、このような事柄が判断されることがあります。

一方、職務経歴書はパソコンでの作成が一般的です

  • 履歴書より情報量が多く、手書きでは読みづらい
  • パソコンスキルのアピールになる

このような理由からパソコンでの作成をおすすめします。

ただし、必ずしも履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで作成しなければならないわけではありません

どちらもそれぞれアピールできる特徴があるので、応募のタイミングで特に指定を受けていない場合は、履歴書は手書きで記載し、職務経歴書はパソコンで作成することをおすすめします。

また、誤字脱字や入力ミスがないように、最後に必ず見直しをしましょう

修正液・修正テープは使わない

万が一間違えた場合でも、修正液や修正テープは絶対に使用しないでください。修正液で消してあると、印象が悪くなるばかりか、信頼性を下げることにつながります

もし間違えてしまった際には、最初から書き直しましょう

余白は少なく

履歴書はさまざまな項目を記載しますが、なるべく余白が少ないようにしましょう。

余白が埋まっていると、やる気や意欲があると感じられます。特に、志望の動機やアピールポイントに余白があると印象が悪くなるため、最低でも8割程度は埋めるようにしましょう

嘘を書かない

履歴書には学歴や職歴などさまざまな記載項目がありますが、正直に書くことが大切です

例えば、転職経験を少なく見せるために短期間働いていた会社を省いても、社会保険や雇用保険の履歴を見れば嘘をついていることがわかります。

採用前に発覚すれば不採用になりますし、採用後では解雇理由となるでしょう。


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ケアマネの採用担当者がよくチェックするポイントはどこ?

採用担当者が重点的にチェックするポイントは以下のようになります。

通勤可能な範囲か

自宅から事業所までの通勤時間や交通手段はチェックします

応募時は通勤可能と言っていても、あまりにも遠いと通勤だけで疲れてしまい、退職につながることがあるためです。

「自宅から貴事業所まで約1時間かかりますが、今までの勤務先でも同じような時間をかけて通勤していましたので、通える範囲だと考えています」

このように、通勤時間が長くても問題ないとアピールすると、採用担当者も安心できるかもしれません。

どこでケアマネ経験を積んでいるのか

ケアマネ経験者の場合、どこで経験を積んでいたのか確認します

居宅ケアマネは相談業務が主になりますが、施設ケアマネは相談業務と現場の仕事を兼ねることが多いです。

また、居宅ケアマネは在宅のケアプラン、施設ケアマネは施設のケアプランを立案します。

それぞれ業務内容が異なるため、採用後のミスマッチを防ぐために、どこでケアマネの経験を積んでいたのか確認します。

「以前の施設では現場業務と同時に入所者様のケアプラン作成に携わっていました。貴事業所は居宅介護支援事業所であり、ケアプランの内容が異なるため、再度勉強をしています。業務の違いを理解し、スムーズに居宅ケアマネジャーとして業務ができるように、努力していきます」

このように、施設ケアマネと居宅ケアマネは異なるが学びなおしをしていると記載すると、前向きな印象を持ってもらえます。

ケアマネ未経験者の場合、どこで何の業務をしていたのか?

ケアマネ未経験者の場合、どこで実務経験を積んでいたのかチェックしています

介護職なら在宅系か施設系か、また、看護師なら病院か施設か確認します。

例えば、デイサービスの生活相談員なら、利用者様との契約やサービス担当者会議の経験があるため、ケアマネにつながるようなスキルがあると思われるでしょう。

「デイサービスで生活相談員として勤務していた経験から、契約やサービス担当者会議に参加し、ケアマネジャーと協力して利用者様の支援をしてきました」

このように、具体的な経験や関わりを書くことによって、ケアマネとの連携や業務の理解をアピールできます。

担当していたケアプランの件数、ケース内容

ケアマネ経験者なら、どのような内容の仕事をしていたのか確認します。

  • 実際に担当していたケアプラン数
  • 認認介護や老老介護の経験
  • 地域包括支援センターと連携の経験
  • 多く連携を取っていた病院や訪問看護事業所
  • 給付管理や特定事業所集中減算の管理を行っていたか

「以前の居宅介護支援事業所では35人ほどの利用者様を担当していました。給付管理や特定事業所集中減算の管理も毎月行っていました。また、医療依存度の高い利用者様が多かったため、〇〇病院や〇〇訪問看護事業所と関わることが多かったです」

このように、具体的にどのような内容の仕事をしていたのか記載することで、ケアマネとしてのスキルをアピールできます。

まとめ

これまで、履歴書の記入方法、自己PRや志望動機の書き方を説明してきました。

今までどのような考えをもって仕事をしてきたのか、今後どのようなケアマネジメントをしていきたいのか、数字などを用いて具体的に記載すると分かりやすくなります。

「今まで自分で転職活動をしようと思っていたけど、正しい方法なのか不安」と、一人で悩んでいるのなら、専門家に相談するのも一つの方法です。

ケア人材バンクでは、初めての転職で不安になっている方へのサポートや、転職のコツなどをお伝えしていきます。

専任のキャリアパートナーが担当いたしますので、困ったことや悩みなどぜひご相談ください。

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