サービス管理責任者や、児童発達支援管理責任者になるためには、実務経験要件を満たし、所定の研修を受講する必要があります。どのような研修が必要かわかりにくいと感じていませんか?
本記事では、栃木県のサビ管・児発管に必要な研修についてまとめました。
目次
- 栃木県のサビ管・児発管に必要な基礎研修、実践研修の詳細が分かる
- サビ管の資格を継続するためには、5年ごとに更新研修の受講が必要
- 提出が必要な事前課題についても解説!
栃木県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者 基礎研修について
基礎研修では講義と演習を行い、研修修了となります。
受講するには実務経験が必要となっているので、自分の実務経験年数を確認してから申し込みを行いましょう。
更新日:2025/8/20
サビ管・児発管の基礎研修の概要
研修名 | 栃木県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者基礎研修 |
実施主体 | 特定非営利活動法人栃木県障がい施設・事業協会 |
研修申込 | 仮申込期限:~2025/5/22 必要書類郵送期限:2025/5/26 |
研修日程 | 講義:各回実施日の3週間前オンデマンドにて配信予定 演習:ZOOM研修 1回目:2025/9/17、9/18 2回目:2025/11/12、11/13 3回目:2025/12/24、12/25 4回目:2026/2/4、2/5 |
研修内容 | ・サービス提供責任者の基本的な考え方(講義)1h ・サービス提供のプロセス(講義)1.5h ・サービス等利用計画等と個別支援計画(講義)1.5h ・サービス提供事業所の利用者主体のアセスメント(講義)2.5h ・個別支援計画の作成ポイントと作成手順(講義)1h ・個別支援計画の作成(演習) 4.5h ・個別支援計画の実施状況の把握(モニタリング)及び記録方法(演習)3h |
受講費用 | 30,000円 |
出典:栃木県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者基礎研修の受講決定について(NPO法人 栃木県障がい施設・事業協会)
サビ管・児発管の基礎研修の受講資格・要件
指定福祉サービス事業者・指定障がい者支援施設、指定障がい児通所支援事業等においてサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者として配置予定の方を対象とします。
【条件】
- 障がい者福祉サービス事業等開始日において、サービス管理責任者等研修の要件となる実務要件を満たす方。
- 相談支援従事者初任者研修講義部分、またはサービス管理責任者等研修受講資格取得研修を修了した方。
受講対象の実務要件については下記URLをご参照ください。
出典:サービス管理責任者の実務経験要件について(NPO法人 栃木県障がい施設・事業協会)
群馬県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者実践研修について
実践研修は基礎研修を修了後に受講することができます。
受講条件として、基礎研修修了後から5年の間に、2年以上の実務経験がある方が対象となります。
サビ管・児発管の実践研修の概要
更新日:2025/8/20
研修名 | 栃木県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者実践研修 |
実施主体 | 特定非営利活動法人栃木県障がい施設・事業協会 |
研修申込 | 仮申込期限:~2025/6/2 必要書類郵送期限:2025/6/6 |
研修日程 | 講義:各演習の3週間前~演習日まで配信 演習:ZOOM研修 1回目:2025/8/27、8/28 2回目:2025/12/10、12/11 3回目:2026/1/28、1/29 |
研修内容 | ・障がい者福祉施策の最新の動向 (講義)1h ・モニタリングの方法 (講義・演習)2h ・個別支援会議の運営方法 (講義・演習)4.5h ・サービス提供職員への助言・指導について (講義・演習)1.5h ・実地教育としての事例検討会の進め方(講義・演習)2h |
受講費用 | 25,000円 |
出典:栃木県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者実践研修(NPO法人 栃木県障がい施設・事業協会)
サビ管・児発管の実践研修の受講資格・要件
下記のいずれかの要件を満たしている方が対象者となります。
- サービス管理責任者基礎研修終了後、指定障がい福祉サービス事業所等において通算して2年以上、相談支援の業務または直接支援の業務に従事しており、指定障がい福祉サービス事業所等においてサービス管理責任者として従事している方、もしくは従事予定の方。
- 児童発達支援管理責任者基礎研修終了後、指定障がい児入所施設等において通算して2年以上、相談支援の業務または直接支援の業務に従事しており、指定障がい児入所施設等において児童発達支援管理責任者として従事している方、もしくは従事予定の方。
- サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者基礎研修修了後、実践研修の受講に係る個別支援計画作成業務に関する届け出書を指定権者に提出し、障がい福祉サービスに係る一連の業務を6か月間に少なくとも概ね10回以上行った方。
- サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者資格を失効した方。
出典:サビ児管実践研修 実施要項(NPO法人 栃木県障がい施設・事業協会)
栃木県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者更新研修について
サビ管・児発管の更新研修の概要
更新日:2025/8/20
研修名 | 栃木県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者更新研修 |
実施主体 | 特定非営利活動法人栃木県障がい施設・事業協会 |
研修申し込み | 仮申込期限:~2025/6/2 必要書類郵送期限:2025/6/6 |
研修日程・会場 | 講義:各回実施日の3週間前にオンデマンド配信予定 演習:ZOOM研修 1回目:2025/10/29、10/30 2回目:2026/1/21、1/22 |
研修内容 | ・障がい者福祉施策の最新の動向(講義)1h ・事業所としての自己検証(演習)1.5h ・サービス管理責任者としての自己検証(演習)2h ・関係機関との連携(演習)1.5h ・サービス管理責任者としてのスーパービジョン(講義)3h ・事例検討のスーパービジョン(演習)1h ・サービス提供職員等へのスーパービジョン(演習)2h ・研修のまとめ (演習)1h |
受講費用 | 20,000円 |
サビ管・児発管の更新研修の受講資格・要件
本研修の受講者は次の①~⑤の要件すべてを満たしている方。
- サービス管理責任者実践研修を修了後、指定障がい福祉サービス事業所等において、サービス管理責任者もしくは管理者として従事している方。
または、指定一般相談支援事業所もしくは指定相談支援事業所において、相談支援専門員として従事している方で、指定障がい福祉サービス事業所において、サービス管理責任者として従事している方、従事予定の方。 - サービス管理責任者実践研修を修了後、本研修の受講開始5年間において、①の業務に通算して2年以上従事していた方で、指定障がい福祉サービス事業所においてサービス管理責任者として従事している方、従事予定の方。
- 児童発達支援管理責任者実践研修を修了後、指定障がい児入所施設等において、児童発達支援管理責任者もしくは管理者として従事している方。
または、指定障がい児相談支援事業所において、相談支援専門員として従事している方で、指定障がい児入所施設において、児童発達支援管理責任者として従事している方、従事予定の方。 - 児童発達支援管理責任者実践研修を修了後、本研修の受講開始5年間において、
③の業務に通算して2年以上従事していた方で、指定障がい児入所施設等において児童発達支援管理責任者として従事している方、または、従事しようとする方。 - 指定年度までにサービス管理責任者(分野別)研修を修了した方、および児童発達支援管理責任者研修を修了した方。
出典:サビ児管更新研修 実施要項(NPO法人 栃木県障がい施設・事業協会)
サビ管・児発管の更新研修はいつまでに受ければいい?
更新研修は実践研修もしくは更新研修修了した後、5年ごとに受講する必要があります。
更新研修を受講しないとサビ管・児発管としての資格を保有できなくなるので注意しましょう。
更新研修の受講期間の数え方は修了年度を起点とします。
起点となる年度の翌年度から5年度毎に1回更新研修の受講が必要です。
例えば、昨年度までに1回更新研修を修了された人は、受講した更新研修修了年度の翌年度から5年度間の間に受講することとなります。
まとめ
栃木県のサビ管、児発管に必要な研修についての詳細情報をまとめました。
都道府県ごとに研修日程や費用などが異なりますので、ご自身の働いている事業所の対象エリアでの研修情報を正しく把握し、認識に間違いが無いよう注意してください。
ケア人材バンクでは、サビ管・児発管の方の転職サポートや、ご相談など無料で行っております。サビ管や児発管専門のキャリアパートナーが担当いたしますので、業界知識も豊富で安心してご利用いただけます。
今すぐ転職するわけではないけれど「自分の市場価値を知りたい」「転職について何もわからないので相談したい」という方も是非ご登録ください。
※当サイトの情報は、掲載時点での情報に基づいています。また、情報の正確性、最新性を保証するものではありません。