この記事では、サービス管理責任者としての転職活動において、自分の強みを活かした履歴書や職務経歴書、志望動機の書き方やポイントを、例文付きを掲載しています
是非最後までご覧いただき、サビ管の転職成功を目指してください!

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この記事の要点まとめ
  • 児童発達支援管理責任者の履歴書の書き方手順やポイントが分かる
  • 履歴書や職務経歴書は誤りがないように正確に記載する。
  • 将来の理想のキャリアをイメージして具体化し、転職成功のイメージを持つ。

サービス管理責任者の転職で重要なこと

転職する理由を整理する

なぜ転職したいのかという理由を整理して明確にすることで、転職活動の方針が定まります
サービス管理責任者としてどのように働きたいかを深堀りしてみましょう。

例えば、以下のように具体的に何をしたいのかを可視化することで、転職動機の整理にもなります。

  • 管理職として新たな職場でチャレンジしたい。
  • 個別支援計画の作成から携わって、利用者様に寄り添った支援をしたい。

今までの経験を整理する

次に、自身のこれまでの経験やスキルなどを振り返り、今の自分がどのように転職先に貢献できるのかを整理します。

経験した業務内容の具体的な数値も合わせて整理することで、自分の強みを改めて理解できます。

  • 就労継続支援B型事業所で、個別計画作成を40人分担当してきた。
  • アセスメントに、100件以上携わってきた。

今後どうなりたいか具体的にする

サービス管理責任者として、今後自分がどのように成長し、キャリアアップしていきたいのかを明確にしましょう。具体的に考えることで自分の理想とするキャリアプランがより明確になります

  • 事業所での支援だけでなく、家族支援や地域支援なども視野に入れた包括的な支援がしたい。
  • 部下への教育にも力を入れて、事業所全体の支援の質を底上げしていきたい。
  • 他職種とも連携しながら、利用者様の生活全体をサポートしていきたい。

実際にサービス管理責任者として働く姿をイメージしてみることが重要です。

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サービス管理責任者の履歴書の書き方を解説

学歴の書き方

中途採用であれば、義務教育を記載する必要はないので、高校入学の時点から記載します。
学校名は略称で書くのではなく、正式名称で書くようにしましょう。専門学校や大学の場合は、学部学科専攻の記載が必要になります。

学歴
20024〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
20053〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
20054〇〇大学 社会福祉学部社会福祉学科 入学
20093〇〇大学 社会福祉学部社会福祉学科 卒業
以上
履歴書(学歴)の書き方例

職歴の書き方

会社名や部署名は略さずに正式名称で記載しましょう。
転職回数が多くても、履歴書の職歴欄にはすべて記載するようにしましょう。
福祉関係の職歴を書く場合は、仕事内容を簡潔に記載することで実務経験のアピールになります

職歴
20094社会福祉法人〇〇福祉会 入職
 生活介護事業部配属
 生活支援員として利用者様の日中支援業務を行う
20123一身上の都合により退職
20124NPO法人〇〇 入職
 生活介護事業部配属
20144 現場での功績が認められ主任に昇進
201710 実務経験を積み、研修を経てサービス管理責任者研修を修了
今後のキャリアアップのために転職を決意
以上
履歴書(職歴)の書き方例

免許・資格の書き方

免許・資格については、取得年月の古い順に記載していきます。
学歴や職歴と同様に、正式名称で書くことが大切です。

免許・資格
20058普通自動車第一種免許 取得
20163介護福祉士 取得
201710サービス管理責任者研修 修了
20183社会福祉士 取得
履歴書(免許・資格)の書き方例

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サービス管理責任者の志望動機の書き方(例文あり)

志望動機を考える上で重要な4つのポイント

志望動機では、以下の4つのポイントに分けて考えてみると、相手により伝わりやすいアピールに繋がります。

サビ管で働きたい具体的な理由を考える

今までの経験から、今後サビ管として働く上で「どんなキャリアを積んでいきたいか」「どのようになりたいか」役割や待遇・給与面など、いろいろな面で、転職した後の自分を想像しながら考えてみてください。

  • 直接的な支援だけでなく、計画から全般的に利用者様をサポートしたい。
  • 役職者として働くことで、年収アップしたい。
  • 今後も障がい福祉分野でキャリアアップを図っていくために、サービス管理責任者の立場から、管理者としての経験を積みたい。

 経験や実績から自己PRを整理

これまでの経験や実績から、サービス管理責任者としてアピールできるポイントを考えてみましょう。この点を明確にし、自己PRとしてアピールすることができれば転職活動において有利になります

  • アセスメントから支援プロセスの実施、モニタリングまで全てを熟知しており、利用者様一人ひとりに合った支援の提供ができる。
  • 部下への教育や、支援プロセスの共有などに力を入れてきたこともあり、チームアプローチによる、多面的な支援を行うことができる。

その法人・事業所に応募した具体的な理由

応募先の法人や事業所の事業内容も踏まえた上で、応募した理由を考えることで、改めて転職意欲や必要性の再認識にもつながります

  • 自分が将来やってみたいと考えている就労分野で、サービス管理責任者として働くことができる。
  • この事業所なら、自分がしたいと考えていた利用者様のご家族も含めた家族一体型の支援に全力で取り組める。
  • 今の職場よりも福利厚生や、資格手当が充実しており、待遇面が優れていることから長く働くことができると感じた。

転職後にどうなりたいかまで考える

転職後の展望までを整理しておくことで、採用面接の際によく聞かれる「転職後に何を目指したいか(数年後どうなりたいか)」などの質問にも自然に対応できるようになります。
応募した理由とセットでまとめておくとよいでしょう。

  • 転職後は、サービス管理責任者として事業所全体を引っ張っていけるように成長していきたい。
  • 直接的な支援だけではなく、他職種とも連携して包括的に利用者様を支えていけるような個別支援計画を作成していきたい。
  • 部下の教育や、業務環境の整備などを行い、利用者様にも職員にも優しい職場を作っていきたい。

 【例文】志望動機

先程の4つのポイントを整理して、志望動機を考えてみましょう。
以下の例文も参考にしてください。

【例1】グループホーム→就労継続支援B型の転職

私は障がい者グループホームでサービス管理責任者として5年間勤務していました。
働く中で、利用者様の暮らしの面だけでなく、日中活動の面からも支援を行う重要性について考えるようになりました。

就労分野については未経験ですが、利用者様の生活面での支援を行ってきた経験は貴法人でも活かせると考えております。
ご利用者様のより良い暮らしのために本人主体の支援を行えるよう努めていく所存です。

【例2】生活支援員→サビ管の転職

私は前職では生活支援員として7年間勤務していました。
現場では利用者様やご家族の生の声を聴いて、そのニーズに応えながら支援を行ってきました。

これからはこの経験を活かして、さらに広い視点からの支援がしたいと考えるようになりました。そのためにサービス管理責任者として、個別支援計画の作成段階からかかわることで、利用者様やご家族の支えになれればと思い、貴法人を志望いたしました。

【例3】職業指導員・就労支援員→サビ管の転職

私はこれまで、10年にわたって障がいを持った方の就労支援に携わってきました。
その経験の中で、利用者様の目線に立った個別支援計画の重要性について学びました。個人の特性に合った訓練を積み就労できるようになった方々を見て、さらに利用者様に寄り添った本人主体の支援をしたいと考えるようになりました。

貴法人でサービス管理責任者として働くことで、理想とするキャリアを実現し、成長していけると考えて志望いたしました。

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サービス管理責任者の職務経歴書の書き方

職務経歴書を作成する上で重要なこと

職務経歴書の作成で重要なことは、以下の通りです。

  • これまでの業務経験が具体的にわかりやすくまとめられているか。
  • 働く上で役に立つ資格や、実績が記載されているか。
  • 自分自身のアピールポイントが明確になっているか。

上記の3点を意識し、かつ転職先の採用基準に沿う内容で書くことができれば、採用担当者から必要な人材と思ってもらえることに繋がります。

職務経歴:在籍期間

在籍期間は偽ることなく、何月何日から何月何日までと詳しく記載しましょう。

 職務経歴:在籍法人・事務所

在籍法人は正式名称で記載しましょう。
また、事業内容については法人内の全事業を書くようにしましょう。

 職務経歴:業務内容・役割

職務経歴については、前職での雇用形態や業務内容などを明記するようにしましょう。

 職務経歴:実績・成果

実績や成果は数字を交えて書くことで、説得力がアップし更なるアピールに繋がります。

【例文】職務経歴

職務経歴の記載例をまとめていますので、参考にしてください。

2015年4月-2022年3月 社会福祉法人〇〇福祉会
事業内容:生活介護、就労継続支援A型・B型、就労移行支援、共同生活援助

期間業務内容
2015年4月

2022年3月
【職種】
サービス管理責任者

【業務内容】
・利用者様の個別支援計画作成
・支援プロセスにおける全体の管理
・職員の指導
【実績】
就労移行支援から一般企業への就職者数を300%向上を実現
※自身がサービス管理責任者を務めた7年間

アピールポイント・自己PR

同じく職務経歴書に記載する内容として、今までの業務経験から、何ができるのか、どんなことが得意なのか、といった保有スキルや自己PRも、採用担当者はチェックします。

知識・経験・スキル

よりサビ管としてアピールできる、コミュニケーション力やリーダーシップなど、一例を記載しますので、参考にしてください。

【記入例1】コミュニケーション力

利用者様の話を傾聴し、話を引き出すことで、より利用者様の本心の部分に寄り添った本人主体の支援に繋げることができます。

【記入例2】リーダーシップ

リーダーシップを発揮することで、利用者様に対して、職員全体で取り組むことができ、よりよい支援につなげます。

自己PR

自己PRでは、今までの職務経験で培ったスキルや知識、得意なことを具体的に記載することで、採用担当者へのアピールに繋がります。

【記入例】自己PR

社会福祉士と精神保健福祉士の資格を所持しており、専門的な観点から利用者様の支援について考えることができます。
人の話を聞くことが好きで、相手の本音を引き出すことが得意です。そのため、具体的かつ、本人主体の個別支援計画作成に繋げることができます。

また、サービス管理責任者の立場として、部下の教育については現職でも大変評価されていたこともあり自信があります。業務や支援の要点を把握して的確に伝えることができます。

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サビ管の採用担当者がよくチェックするポイントは?

マネジメント能力は十分か

サービス管理責任者として働くためにはマネジメント能力が必要不可欠な要素となります。
採用担当者は、この点を重要視することが多いと感じます。

具体的に以下のような観点で、サビ管として、働きやすい職場づくりができる人材かどうかを見極めたいのです。

  • 利用者様への支援体制の整備
  • モニタリングや個別支援計画などの必要書類の整理・作成
  • 職員一人ひとりに対する気配りやコミュニケーション

自分の業務だけでなく、他の職員の業務管理などもサービス管理責任者としての業務になりますので、その点も意識して自己PRの中に盛り込むようにしましょう

障がい福祉における知識や技術が十分か

サービス管理責任者としてこちらも欠かせないポイントになります。
いかにマネジメント能力が高くても、障がい福祉についての理解が乏しければ、採用担当者からは評価されない可能性があります。

例えば以下のような、専門的な知識や経験をアピールすることができれば、採用担当者にも魅力的な人材だと感じてもらえるでしょう。

  • 社会福祉士の資格を保有しており、障がい福祉においては法律や制度についての理解があり、個別支援計画作成に活かせる。
  • 相談支援事業所での勤務経験があり、利用者様の生活全体を支えてきた経験がある。

企業理念や方針とマッチするかどうか

近年では障がい福祉サービスにおいても、キャリア志向を持って働けるかどうかを見る法人も増えてきています。
そのため、企業理念や方針と自分の将来像が結びついているか、という部分も非常に重要な要素となります

まとめ

履歴書や志望動機、職務経歴書の書き方について説明してきました。
これまでの全ての項目について、抽象的ではなく具体的に記載することが重要になります
そのためには、自分のキャリアプランを明確にし、自分に合った将来設計を行うことが大切です。

また、転職活動においては、自分一人で行動するのではなく、他人の意見を聞いたり専門家を頼ることも一つの手段です。

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